今期で14期目となる「ニューリーダー育成塾」は、3月14日(金)夕刻に開講し全5講義を県内合宿版で開催しました。
　若手地方議員やこれから地方議員を目指す民間企業の経営者や現役大学生など36名が受講しました。
【第1日目/3月14日(金)】
　第1講義では、元経済安全保障担当大臣の高市早苗衆議院議員による「日本列島を強く豊かに。」。ロシア、ウクライナ問題をはじめとする国際情勢や日本経済の今後、食料安全保障の重要性などについて講義をいただきました。
　第2講義では、青年局出身県議会議員で自民党県議団会長の藤木卓一郎議員、県連幹事長の指山清範議員、県議会議運委員長の坂口祐樹議員、県連政務調査会長の古賀陽三議員の4名と塾生によるトークセッションを行いました。今、佐賀県議会で議論が展開されている県立大学構想や九州新幹線西九州ルート、さらには、これからの佐賀県についての想いを語り合いました。
　初日の最後は講師陣や佐賀県選出国会議員団との交流会を開催。政治談議が続きました。

【第2日目/3月15日(土)】
　第3講義では、前内閣府防災担当大臣の松村祥史参議院議員による「能登半島地震に学ぶ」。大臣時代に発災した能登半島地震への対応や熊本地震の実体験を踏まえた防災対策の重要性、また災害対策基本法等の法律案の改正内容について詳しく講義をいただきました。
　第4講義は、㈱佐賀バルーナーズの田畠寿太郎代表取締役社長による「行動し地域と共に成長を」。スポーツのチカラで地域社会に活力を与えたいとするチーム理念のもと、「経営」「強化」「社会性」を軸に、地域をそして日本を元気にする存在でありたいとする田畠社長の熱い想いが語られました。
　第5講義は、元経済安全保障担当大臣の小林鷹之衆議院議員による「今後の日本の在り方について」。米国との関係性や経済安全保障などについて講義をいただきました。　
　また、参議院農林水産委員会筆頭理事の山下雄平参議院議員による特別講義では、政治家を志した経緯や安倍元総理をはじめとする歴代総理の仕事ぶりなど興味深い講義をいただきました。
　最後に、修了証書授与式では、受講生を代表して佐賀大学院の井波豪太朗氏に「修了証書」を授与しました。
　講義はもとより、2日間の合宿において、同じ世代の自民党員が共に学び、夜通し政治談議を行い、親睦を深め合う有意義な時間となりました。